【山梨】竜ヶ岳から富士山と芝桜の絶景を眺める
2023年ゴールデンウィーク、竜ヶ岳に行ってきた。
竜ヶ岳は標高1,485mの山で、山梨百名山の一つに数えられる山である。富士五湖の一つ、本栖湖の近くに位置し、富士山を間近に見ることができる。
4月中旬~5月上旬に行われている富士芝桜まつりの時期には、道中に芝桜まつりの様子を眺めることもできる。
今回は、ふもとっぱらキャンプ場でのキャンプの中日に石仏コースから湖畔登山口へ周遊する形で竜ヶ岳に登った。
■ 富士山を間近に見ることができる
■ 春には富士芝桜まつりの様子が見られる
■ 歩きやすい道でさくっと登れる
概要
地図
コースタイム
合計:2時間54分 / 休憩:12分
- 10:25
竜ヶ岳登山者用駐車場
- 10:28
本栖湖キャンプ場
- 11:29
見晴台(あずまや)
- 12:08~12:20
竜ヶ岳
- 13:08
湖畔登山口
- 13:19
竜ヶ岳登山者用駐車場
アクセス•メンバー
アクセス
ふもとっぱらキャンプ場から車で行った。車で約20分の距離だった。
本栖湖キャンプ場の脇に竜ヶ岳登山者用駐車場があるので、そこに車を停めた。とても広く、駐車には困らなそうだった。
メンバー
2人
富士山に程近い竜神伝説の山
竜ヶ岳は、昔本栖湖の底に住む竜が、富士山が噴火した際にあわてて駆け上った山と言われているらしい。竜ヶ岳という名前は、そんな伝説に由来しているのだそうだ。
竜ヶ岳はダイヤモンド富士が見られる山としても有名だそうで、特に元旦には多くの登山客が来るそうだ。今回は昼間に登ったが、いつか竜ヶ岳からのダイヤモンド富士を見てみたい。
竜ヶ岳から富士山と芝桜の絶景
本栖湖キャンプ場~見晴台(あずまや)
竜ヶ岳登山者用駐車場に車を停め、登山スタート! 駐車場に遅咲きの桜のような花が咲いていた。
竜ヶ岳登山口までは、本栖湖キャンプ場の中を通る。キャンプをしている人がたくさんいた。
竜ヶ岳登山口に到着。登山スタート!
森の中の道を進んでいく。道はなだらかで歩きやすい。
途中には階段もあった。全体的に道は整備されていた。
道中、本栖湖も眺めることができた。
ついに富士山が見えた! 少し雲がかかってしまったが、とってもきれい。
富士芝桜まつりの様子も見ることができる。車がたくさん! 近くでみてもきっときれい。
見晴台(あずまや)に到着!
芝桜は見えないが、富士山がきれいに見える。さすが見晴台。
山頂へ!
富士山を背に、山頂に向けて進んでいく。木々がなくなり、笹が生い茂る道になった。遮るものがなく、日差しがきつい。
分岐に着いた。山頂まではあと少し。
山頂に到着! 残念ながら富士山は雲に隠れてしまった……。
1,485m。登り始めの標高が高いので、ほとんど辛さを感じずさくっと登れた。
風が強かったため、少し待っていたら雲が流されて富士山が顔を出してくれた!
このあとまたすぐに雲に覆われてしまい、風もさらに強くなってきたので早々に退散。下山開始。
湖畔登山口へ向けて下山
先ほどの分岐点を、湖畔登山口方面へ進む。
湖畔登山口はその名の通り、本栖湖に沿った道だ。
道中ずっと、本栖湖のきれいな青が見えた。木々に邪魔されてしまいうまく写真に撮れなかったが、冬場なんかはもっときれいに見えるのだろうか。
ちなみに道はこんな感じで、こちらも歩きやすかった。ところどころどちらに行けばいいか迷う道はあったが、すんなり下りてくることができた。
湖畔登山口からは、本栖湖の脇を通る道路を進み、駐車場に戻る。本栖湖にはヨットやカヌーなどのマリンスポーツをしている人たちもいた。澄み切った青できれい。
下山後の温泉
下山後は、登山口から車で20分ほどのところにある温泉・「富士展望の湯 ゆらり」に立ち寄った。ふもとっぱらキャンプ場からも近い温泉だ。
【営業時間】10:00~22:00(土日祝) / 10:00~21:00(平日)
【大人料金】1,700円(土日祝) / 1,400円(平日)
※バスタオル・フェイスタオル付。19時以降は200円引き。
【施設】内風呂、露天風呂、サウナ(湯舟の種類は全16種)、貸切風呂
【アメニティ】シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ
化粧水、乳液
ドライヤー
料金は少々高めだが、タオル付でお風呂の種類も豊富であり、またお食事処やリラクゼーション施設、貸切風呂まであり、一日中楽しめそうな温泉だった。
そして何より、お風呂からきれいな富士山が見える! 富士山を眺めながらの温泉は、まさに極楽。登山やキャンプの疲れも癒される。写真は温泉の入り口で撮った富士山だ。
おわりに
竜ヶ岳はコースも易しく、短時間でサクッと登れてキャンプの中日のアクティビティにちょうどよかった。
私が行ったときは富士山に雲がかかってしまったが、近距離で見られる富士山は迫力満点! おまけに春には富士芝桜まつりも見ることができる。
そこまで人も多くなく、快適な登山が楽しめるので、ぜひ行ってみてほしい。
今回の登山の前後にキャンプをしたふもとっぱらについても他の記事にまとめているので、そちらもぜひ!