【東京】東京最高峰! 雲取山・鴨沢コースで日帰り登山
2023年5月下旬、雲取山に日帰りで行ってきた。
雲取山は標高2,017mの山で、東京唯一の2,000m峰にして、東京の最高峰。埼玉、山梨との境界にあり、日本百名山にも選出されている。
テント泊や山小屋泊で行く人も多い山であるが、今回は鴨沢コースで日帰り登山をした。
■ 東京最高峰に登れる!
■ 距離は長いが、緩やかで歩きやすい道が続く
■ 日帰り登山も可能
概要
地図
コースタイム
合計:8時間31分 / 休憩:1時間44分
アクセス•メンバー
アクセス
今回は車で行った。丹波山村村営駐車場を目指して行ったが、かなり早い段階から満車だったようなので、早めに行くことをおすすめする。
また、駐車場までの道がかなり細いので運転に慣れていない人は要注意。
雲取山は電車とバスでもアクセス可能だが、始発で行っても登山口到着が9時になってしまいかなりギリギリのスケジュールになりそうだったので、車を選択した。宿泊予定であれば公共交通機関を利用してもいいかもしれない。
メンバー
2人
東京最高峰! 雲取山
雲取山は東京唯一の2,000m峰で、深田久弥氏が選定した日本百名山の一つにもなっている。東京唯一の百名山だ。著書『日本百名山』では、「高尾山や箱根などのハイキング的登山では物足りなくなった人が、次に目指す格好な山」として紹介されている。
『日本百名山』でも指摘されているとおり、雲取山はどのコースでも距離が長く、テント泊や山小屋泊をする人も多いようだ。
鴨沢コースであれば早めに入山すれば日帰りも可能、との情報をみて、今回は日帰り登山を選択した。
鴨沢コースで日帰り登山
小袖登山口から登山スタート!
小袖登山口から登山スタート! 丹波村村営駐車場には、綺麗なトイレもあった。
私は全く知らなかったのだが、雲取山は『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎の故郷らしい。登山口には鬼滅模様の旗があった。
なだらかな道をひたすら登る
距離は長いが、鴨沢コースは写真のようななだらかな道をひたすら登るルートであった。歩きにくい道も、迷いやすいところもなく、案外すいすいと登ることができる。
道中、七ツ石山を経由するルートもあるが、登りでは巻道を選択。下山時に七ツ石山の方にも行ったが、それなりに距離もあり、登りもあるので、巻道を選択して正解だったかも。
巻道にはこんな橋もあった。
ツツジもきれい!
七ツ石山へ行くルートとの合流地点からは、平坦な道となる。
道中、シカにも出会った。人馴れしてるのか、立ち止まっているとかなり近くまで歩いてきた。
雲取山山頂が見えてきた!
雲取山山頂へ!
山頂までのルートの最後は登りが続く。これまで長距離をけっこうハイペースで歩いてきたので、疲労を訴える足を引きずるように登る。
山頂まではあと少し!
振り返ると、かなり遥々登ってきた。
雲取山避難小屋!
雲取山山頂に到着! 長い道のりだったが、達成感がすごい。
雲がかかってしまったが、景色を眺めながら昼食をとった。
下山開始!
昼食後はあまり遅くならないように、下山開始!
雲が増えてきてしまった。
行きは見逃してしまった小雲取山の山頂標識。ルートから少し逸れて登ったところにあった。
奥多摩の山々がきれい!
七ツ石山に寄り道
帰りはせっかくなので七ツ石山に寄り道。
晴れていれば富士山も見えるらしいが、残念ながら見えなかった。
道中には神社もあった。
さらに下ると、七ツ石小屋に到着。
小屋泊とテント泊ができるらしく、テントを張っている人も大勢いた。私はここで三ツ矢サイダーを購入した。疲れた身体に冷えた炭酸がおいしい!
そのほか、手ぬぐいなどのオリジナルグッズもあった。
下山!
七ツ石山ルートと巻道の分岐に戻り、ずんずんと降りていく。歩きやすい道だから、わりと早いペースで進めた。
行きは見逃した水場を発見!
冷たくておいしかった。ルートの序盤にあり、ちょっとわかりにくいので、水場を利用したい場合は注意した方がいいかも。
ひたすらなだらかな道を歩き続け、ついに道路に! 登山終了、お疲れ様でした!
下山後の温泉
下山後は、駐車場から車で20分ほどのところにある「丹波山温泉 のめこい湯」へ行った。
【営業時間】10:00〜19:00
【大人料金】900円 ※15時以降は600円
【施設】内湯、露天風呂、サウナ
【アメニティ】シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ
ドライヤー
わりと広めで人もそこまで多くなく、快適にさっぱりと汗を流せた。入館料が安いのにリンスインシャンプーでないところも嬉しい。
のめこい湯にあった食堂でごはん! のめこい湯は入館料も食堂も、キャッシュレス決済が利用可能だった。
おわりに
雲取山は標高差が大きく、行程も長い山ながら、なだらかな歩きやすい登り道が続くため、想像よりは苦労することなく登頂できた。
目を見張るような展望があるわけではなかったが、奥多摩の山々を眺めながらのんびり登山できた。
東京最高峰に登れたという達成感も味わえるので、ぜひ行ってみてほしい。