とらべろぐ

登山と旅行、ときどきキャンプ

【静岡】ふもとっぱらで富士山を眺める絶景キャンプ! 雨に強風、晴れの2泊3日滞在記

2023年ゴールデンウィークふもとっぱらで2泊3日のキャンプをした。

ふもとっぱらには2年ほど前にも一度1泊したが、雄大な景色がすばらしく、今回2泊でゆったり訪れることにした。

滞在中は雨に降られたり、強風に見舞われたり、濃霧に覆われたり、はたまた晴天に恵まれきれいな富士山を見られたり……と、3日でいろいろな天気を体感できた。今回は、その滞在記を書いていく。

ふもとっぱらの概要については、別の記事にまとめているので、そちらもぜひ。

1日目

チェックイン

1日目は午前が雨、午後からは晴れる予報だったので、遅めのチェックインを目指してゆっくり家を出た。

道中、山梨県のご当地スーパー・オギノで買い出しをした。オギノは山梨県を中心に展開するスーパーで、行楽地の近くに位置する店舗はバーベキュー用品も販売されており、キャンプの時の買い出しにぴったり。後述するが、中でもオギノの焼き鳥がイチオシだ。

買い出し後、ふもとっぱらに向かうが、近づくにつれてどんどん雨足が強くなり、さらには濃霧になっていく……。これは今日キャンプできるのか!? 宿をとった方がいいか!? と迷いながらも、とりあえず入場することに。

f:id:travelooog:20230514165217j:image

14時半ごろにチェックインを済ませると、この濃霧! 何も見えない。

幸いなことにふもとっぱらのサイトは芝生であり、場所を選べばそこまでぬかるんでいなかったので雨が弱まったタイミングで急いでテントをたてた。

悪天候のおかげか、人も少なめ。場所は選び放題だった。私たちは富士山がよく見えそうで、トイレも近いBサイトにした。

f:id:travelooog:20230514165235j:image

なんとかテントの設営が完了。雨が強くなってきたので、テントの中で仮眠をとる。

ふもとっぱらの夜

仮眠をとっていると、隣のテントから「富士山が見える!」と声が聞こえてきた。そんなことあるわけない、と外に出ると。

f:id:travelooog:20230514165337j:image

この絶景! 雨も止んでいたので、焚き火を始めつつ夜ご飯の準備を始める。

f:id:travelooog:20230514165534j:image

時間により光のあたり方が変わり、富士山の見え方も少しずつ変化する。

f:id:travelooog:20230514165559j:image

オギノで買った焼き鳥を七輪で。他のスーパーで買った焼き鳥でも試したが、やっぱりオギノの焼き鳥がおいしい。

f:id:travelooog:20230514165616j:image

焚き火で定番の焼きマシュマロ

だんだんと夜も深くなっていく。日が落ちるとかなり冷え込んだので、早め就寝した。朝までぐっすり眠ることができた。

2日目

ふもとっぱらの朝

その日のふもとっぱらの日の出時刻は4時55分ごろ! ということなので、5時に起きたが。

f:id:travelooog:20230514165639j:image

残念ながら曇り空。日の出どころか、富士山も見えなかった。

f:id:travelooog:20230514165652j:image

のんびり二度寝して起きると、相変わらず富士山は見えないものの晴れ間が。パンとカップスープで簡単に朝ごはんを済ませる。

この日はふもとっぱらから徒歩で登山口にアクセスできる毛無山登山をしようと思っていたが、毛無山は急登が続くハードな行程であること、出発時間が遅くなったことから、さくっと登れる竜ヶ岳に行くことにした。

竜ヶ岳登山

竜ヶ岳の登山口までは、ふもとっぱらから車で20分ほどかかる。

f:id:travelooog:20230514165703j:image

まずは道の駅朝霧高原に立ち寄り、朝霧高原牛乳ソフトを食べた。濃厚なミルクの味がしてとってもおいしい!

その後登山口に移動し、竜ヶ岳登山。竜ヶ岳については、別の記事にまとめているので、そちらもどうぞ。

下山後温泉でさっぱりし、ふもとっぱらに戻る。

f:id:travelooog:20230514165718j:image

道中、道の駅なるさわで食事をした。写真は宝刀のクリームパスタほうとうの麺を使用し、クリームパスタ風にアレンジした料理なのだが、これがめちゃくちゃおいしい! 名物のせんどそばも食べた。

ふもとっぱらを散策

f:id:travelooog:20230514165737j:image

16時ごろふもとっぱらに戻ると、とってもいい天気! せっかくなので散策をした。

f:id:travelooog:20230514165751j:image

金山テラス朝霧高原牛乳ソフトをふたたび。

f:id:travelooog:20230514165803j:image

金山テラスには、ゆるキャン△のリンとなでしこもいた。

f:id:travelooog:20230514165814j:image

こんなフォトスポットや……

f:id:travelooog:20230514165829j:image

ゆるキャン△にも出てきた動物のオブジェ

f:id:travelooog:20230514165900j:image

逆さ富士の映る池もある。天気がいいと散策もはかどる!

ふもとっぱら2日目の夜

f:id:travelooog:20230514165917j:image

夕陽に照らされた富士山が赤く染まる。そろそろ晩御飯!

f:id:travelooog:20230514165929j:image

2日目も七輪で焼肉。キャンプを始めたてのころはちょっと凝ったキャンプ飯も作っていたが、いかんせん片付けが面倒くさく、最近はもっぱら七輪で焼肉だ。片付けも楽だし、荷物も少なくて済む。

f:id:travelooog:20230514165943j:image

夜の富士山もやっぱりきれい。この日も、翌朝の日の出を狙って早めに就寝した。

この日の夜はかなりの強風で、風の音で夜中に2回ほど起きた。キャンプ用品が飛ばされていないか心配でテントの外まで見にいったが、案外大丈夫なものだった。

3日目

ふもとっぱらの日の出

f:id:travelooog:20230514170042j:image

日の出を見るために、予想時刻よりも早い4時半に起床した。今日はきれいに晴れている。日の出が見られそう!

f:id:travelooog:20230514170111j:image

太陽が顔を出してくれた。すごくきれい!

f:id:travelooog:20230514170202j:image

写真を撮るために、池の方に移動した。風が強く、残念ながらきれいな逆さ富士とはならなかったが、それでもきれい。

チェックアウト

f:id:travelooog:20230514170220j:image

日の出を見た後はまた二度寝をして、起きたころには太陽の位置がだいぶ変わっていた。

相変わらず風が強く、倒れているテントやタープもちらほら見かけられる。近隣からは「テントが壊れた!」との声も。

風が強いため、さっと朝ごはんを食べてチェックアウトすることに。

f:id:travelooog:20230514170239j:image

名残惜しさを感じつつ、ふもとっぱらを後にする。

ふもとっぱらは缶やビンは無料、燃えるゴミなども有料ゴミ袋で捨てられ、ゴミを持ち帰らなくて済むのがうれしいところ。

キャンプ後の温泉

f:id:travelooog:20230514170251j:image

ふもとっぱらを出発した時間が早く、近隣にはなかなか開いている温泉がない。

道の駅朝霧高原で3度目の朝霧高原牛乳ソフトを食べて時間を潰し、10時から開いていた、「富士山 天母の湯」に行った。ふもとっぱらからは車で20分ほどかかる。

♨天母の湯概要

【営業時間】10:00~20:00

【大人料金】410円(1時間)/ 730円(3時間)

【施設】内風呂、露天風呂、サウナ

【アメニティ】リンスインシャンプー、ボディーソープ

  ドライヤー

露天風呂もあり、とても気持ちのいい温泉だったが、料金が安いからか、朝から開いているからか、はたまたゴールデンウィークだからか、早い時間でも非常に混んでいた。休日に行く場合は、オープンと同時を狙うことをおすすめする。

www.anmonoyu.com

ちょっぴり静岡観光〜炭焼きさわやかへ

f:id:travelooog:20230514170307j:image

静岡といえば……そう、げんこつハンバーグで有名な炭焼きさわやか

炭焼きさわやかは、静岡県内のみに店舗展開をするチェーンのステーキ・ハンバーグレストラン。きちんとした品質管理のおかげで、レアに近いハンバーグが楽しめる。

この日はなんと100分待ちと、ディズニーランドも真っ青の混み具合だったが、整理券を発券したら順番が近くなるまで外で待てるため、近くのアウトドアショップで買い物をしつつ時間を潰した。

f:id:travelooog:20230514170319j:image

1時間半ほど待ち、念願のげんこつハンバーグにありつけた! 他のどこでも食べることのできないハンバーグで、とってもおいしい。静岡に来たら並んででも食べたくなってしまう。

さわやかを満喫し、帰途についた。

おわりに

ふもとっぱらは景色もよく、混み合う休日でも予約制限をしているからかあまりストレスがなくキャンプをすることができる。

今回、2泊したことでいろんな富士山の姿を見ることができ、よりふもとっぱらを満喫できた。何度でも行きたくなるキャンプ場なので、ぜひ行ってみてほしい。