【群馬】気軽に登れる百名山! 赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳周回コース)
赤城山は標高1,828mの黒檜山を主峰に、駒ヶ岳など複数の山からなるカルデラ湖を含む火山で、日本百名山の一つである。
都心からアクセスしやすく、短時間で登れることから、初心者にも人気の山だ。
今回は、あかぎ広場駐車場を拠点に黒檜山、駒ヶ岳を周回するコースで登山をした。
■ 短時間で初心者でも楽しめる
■ 道中も眺望がよく、楽しみながら登ることができる
■ 都心からのアクセスも◎
概要
地図
コースタイム
合計:3時間42分 / 休憩:37分
アクセス•メンバー
アクセス
今回は車で登山口まで行き、あかぎ広場駐車場に車を停めた。駐車場は十分な広さがあり、道路を挟んだところにはトイレもあった。あかぎ広場駐車場以外にも複数駐車場があるので、駐車には困らなそう。
公共交通機関で行く際は、前橋駅からあかぎ広場前までバスが出ている。
メンバー
2人
親しみやすい百名山
赤城山は深田久弥氏が選定した日本百名山の一つであるが、その著書にはこのように書かれている。
山には、きびしさをもって我々に対するものと、暖かく我々を包容してくれるものと、二種類ある。赤城山はその後者のよい代表である。
深田久弥『日本百名山』
赤城山はカルデラ湖・大沼を中心とした、風光明媚な山だ。大沼のほとりで遊ぶもよし、周辺のハイキングコースで花を愛でるもよし、最高峰の黒檜山に登るもよし、と様々な楽しみ方ができる。
今回は、そんな赤城山の登山コースでももっどメジャーな黒檜山と駒ヶ岳を周回するコースを選んだ。
赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳周回コース)
あかぎ広場駐車場から黒檜山登山口へ
あかぎ広場駐車場に車を停め、登山スタート!
黒檜山登山口まで、大沼のほとりを歩く。青空が気持ちいい!
黒檜山登山口に到着。ここから登山道に入る。
山頂までは岩場続き!
登山道はこんな感じの岩場が続く。そこまで急登というわけではなく、わりとさくさく登れる。
ある程度登ると、大沼を一望できた。道中も大沼の景色を楽しめ、飽きずに登れる。
この先もまだまだ岩場!
道中にはサラサドウダンが綺麗に咲いていた。よく見かけるツツジとは全然違う花に見えるが、ツツジの仲間らしい。
こんな展望スポットも。
晴れてはいるが、少し雲がかかった天気だったためか、残念ながら富士山は見えず。
先ほどのものとは色違いのサラサドウダンもあった。
黒檜山までの道はずっと岩場が続くようだ。
分岐に到着。山頂まではあと少し!
黒檜山山頂!
登山開始から2時間とかからず、黒檜山山頂に到着。
黒檜山山頂はあまり眺望がなく、看板にも書いてある「絶景スポット」に向かう。
こちらが「絶景スポット」からの景色! 気持ちがいい!
少しもやがかってしまっているが、多くの名峰を一度に見ることができる。
この場所で簡単にエネルギー補給をし、駒ヶ岳方面に向かった。
黒檜山〜駒ヶ岳
先ほどの分岐を駒ヶ岳方面に向かう。
程なくして鳥居に行き合った。
こちらも絶景!
黒檜山までの道とは打って変わり、駒ヶ岳までの道は階段などの歩きやすい道が続く。
ヤマツツジも咲いていた。
振り返ると黒檜山。なだらかな山容で、たしかにおおらかさを感じる。
ここから少し登ると、駒ヶ岳の山頂!
駒ヶ岳から下山
駒ヶ岳山頂に到着。
駒ヶ岳からは群馬の街が見下ろせる。
黒檜山も見えたところで、下山開始。
駒ヶ岳から大沼へ向かう道は、かなり歩きやすく、景色もよかった。
林間もこのとおり。岩もなく、あとはひたすら降りるのみ。
駐車場に下山。あまりつらくなく、とにかく気持ちのいいルートだった。
下山後のラーメン
下山後は、群馬でチェーン展開する博多豚骨ラーメンの店・八番山ばりきやへ。
以前テレビで見たのだが、群馬で知らない人はいないラーメンチェーン店らしい。
かなりあっさりめの豚骨ラーメンで、ペロリと食べられた。
おわりに
赤城山は景色もよく、短時間で登れる初心者にも優しい山であった。
初夏は花を愛でることができ、冬季にはその登りやすさから初心者でも挑戦できる雪山としても有名だそうだ。
いつ行っても楽しめる懐の深い赤城山、ぜひ言ってみてほしい。